義肢装具士(係長) 水野翔太
北海道ハイテクノロジー専門学校卒


自己紹介をお願いします。



クリニカルサービス部(CS部)にて義肢装具士として医療施設にて臨床業務をおこなっております水野翔太です。北海道ハイテクノロジー専門学校義肢装具士科にて義肢装具について学び、洛北義肢へ臨床実習生として伺った際に社員教育へ力を入れている社風や社員の皆様の優しさに惹かれて2012年に洛北義肢に入社しました。入社後は学会発表や新人教育の担当者としての経験を経て、現在はクリニカルサービス部の係長として、部下の業務管理や指導をおこない、会社の仕組みの変革や採用活動、新入社員の育成にも携わっております。

私はWeb面談の担当者や試験官として採用試験にも参加しております。学生の皆様にもお会いする機会があるかもしれません。



義肢装具士として担う業務や役割など



参院先の医療施設にて、お医者様の処方に基づき適切な義肢装具を選択し、患者様の体に適合させるのが義肢装具士としての我々の業務です。


我々義肢装具士は、処方をいただいた通りの義肢装具を提供するだけが仕事ではありません。義肢装具士としての知識や経験をもとに、時には処方医の先生やコメディカルスタッフの方々とディスカッションをして適切な装具を選択し適合させる必要があります。そのためには、義肢装具の知識のみならず解剖学や傷病に対する理解が必要になってきます。そこで、専門教育を受けた義肢装具士の力が必要になるのです。


義肢装具士はコメディカルの一員として、患者様の治療の一端を担う立場です。私自身、適合した義肢装具が患者様の治療に大きく貢献できることを何度も経験しました。処方をされる先生方の義肢装具に対する期待も大きいと感じています。我々義肢装具士は日々大きな責任を背負いながら臨床業務をおこなっているのです。


洛北義肢で義肢装具士として働く価値や得られる経験を教えてください。



臨床業務での経験だけではなく、各種学会での発表を経験することができるのが洛北義肢で働く価値であると思います。臨床業務で日頃感じた疑問や経験を学会発表という形で表現する後押しを洛北義肢では行っています。私も学会発表を2度経験し、部下の発表にも共著者として関わる機会をいただいていますが、発表をすること自体が素晴らしい事であるのはもちろんのこと、発表に至るプロセスで症例や装具についてより深く理解することも得難い経験であると私は思います。


洛北義肢では脳血管障害や小児整形外科分野での装具療法についても経験することができます。私は大学や中核病院にて一般整形外科のほか、小児整形外科で装具を必要としている患者様の対応もしています。小児整形外科における義肢装具は患者様の将来にまで影響を及ぼすものが多いので、装具の適合はもちろんのこと患者様の受け入れが良くなるよう、使用する材質や選択する材料の色彩にも気をつけて装具を製作するようにしています。また、患者様のみならず、日頃患者様の装具を装着されるご家族にも正しい位置にいつも装具が装着できるよう装着方法の説明などは特に丁寧に行うようにしています。私が製作した装具を装着し続けた患者様が装具を卒業する瞬間に立ち会えた時が、この仕事を選んでよかったなと思える瞬間です。



義肢装具士に求めるスキルと素養は何ですか?



臨床現場では装具の適合不良で調整を必要とすることがあるのですが、そのような時でも確かな技術と知識を持って適切な調整を行えることが必要なスキルだと思います。学生の頃に得る知識はもちろんのこと、臨床の場で得る経験を蓄積していきながら、知識と経験を結び付けることである種の「確信」をもって義肢装具を調整することができるのです。


また、義肢装具士として必要な知識は多く、学生のうちに学んだことだけでは足りないことが多いと感じます。ですので、学生の頃におこなう勉強だけで満足するのではなく、就職後も継続した学びの機会が患者様の治療の一端を担う義肢装具士には必要不可欠であると思います。


コミュニケーション力は義肢装具士にとって必要な素養であると感じます。コミュニケーション力とは口が立つことではなく、いかにお相手が考えていることを聞きだすことができるかだと思います。こちらの話したいことを一方的に伝えるのはコミュニケーションではないのです。私は、新入社員のころに坂本勉会長から「知は愛なり、愛は知なり」という言葉をいただきました。お相手の幸せを知れば、それに貢献できるかもしれません。お相手の不幸を知れば、何か力になれるかもしれません。患者様や医療スタッフの方々とコミュニケーションをとる中で、私はいつもこの言葉を大切にしています。


皆さんも、お相手の気持ちに寄り添い、多くの方の力になれるような義肢装具士になってください。



最後にメッセージを



洛北義肢には多様性を持って社会に貢献し続ける義肢装具士の先輩たちが多く在籍しています。


そんな先輩たちと一緒に成長していきたい、我々の想いに共感して患者様や世の中に貢献したいという方は是非一緒に働きましょう。