義肢装具士 中内育実
北海道科学大学卒


自己紹介をお願いします。



2014年に義肢装具士枠で入社しました。入社時より営業部(現 クリニカルサービス部)に所属し、毎日の病院訪問での義肢装具の採型採寸・適合業務を担当していました。主に急性期病院や個人病院でコルセットや足底装具、小児装具などをたくさん経験させていただきました。入社7年目に製造部リハビリテーション課義肢係に異動し、現在は病院訪問と製造部での義肢製作作業を担当しています。製作業務は慣れないことの連続で毎日慌ただしく過ごしていますが、経験豊富な上司や先輩、同僚の指導の下、修行中です。



リハビリテーション課の義肢装具士として担う業務や役割など



義肢装具士の多くが病院訪問業務を専門としている中で、私共の部署では、病院訪問業務と並行して、義肢全般と特殊な装具の製作を行っております。病院訪問では義肢や長下肢装具・車イスなどを対応することが多く、知識とともに採型などの技術も求められます。また、更生医療制度(治療終了後の医療制度)を利用した義肢装具の対応や製作業務も多いため、同僚の義肢装具士から相談を受ける機会が多く、疾患に関する内容やパーツ・制度などの知識が必要です。制度を遵守し、患者様に必要な義肢装具を提供するため、円滑な支援を行えるよう準備しています。


リハビリテーション課へ異動するために行ったことやその想いなどを教えてください。



義肢装具士の部署異動は『10年のパスウェイ』に定められているリハビリテーション課への異動条件をクリアする必要があります。『技能検定合格』『学会発表』『PC制度による新入社員指導』などがありますが、とにかく私は不器用だったので、ここでは書けないほど躓きましたし、目標を見失っていた時期もありました。当時の上司達は本当に大変だったと思いますが、時に厳しく、時に優しくご指導いただきました。かなりゆっくりしたペースで遠回りこそしましたが、一つ一つクリアしていきました。また、CPD制度を利用し、苦手な分野の学習や興味のある分野のセミナー参加など、継続的な学習を行っていました。専門的な勉強だけでなく、一般教養やパソコンスキルなど社会人としての勉強も仕事に役立てることができています。

学生時代から、製作もできる義肢装具士になりたいとぼんやりと考えていました。明確なビジョンの無い夢を私だけが見ていると思っていましたが、私がその夢を実現できるように、たくさんの人が陰に陽に支え、見守ってくれていたことを知る機会が何度もありました。その度に『もうちょっと頑張ってみよう』と思えました。私一人では達成不可能な夢を、皆のお陰で形できた時は本当に嬉しかったです。今も嬉しい中にいます。



リハビリテーション課で義肢装具士として働く価値や得られる経験を教えてください。



常に誰かが見守ってくれていること。


挫けそうな時には社員の誰かが必ず声をかけてくれて、部署や立場を越えて手を差し伸べてくれたり、応援してくれています。


また、義肢装具士や製造部・営業事務の女性社員の産前産後休暇・育児休暇や男性社員の育児休暇の取得実績があり、仕事と家庭を両立できる環境が整っているので安心して働くことができると思います。私の上司も最近育児休暇から復帰しているのですが、復帰前と同じもしくはそれ以上にバリバリ働いているのでカッコいいです。私自身は独身で、家庭を持つ上での苦労はわからないことが多いのですが、やはり仕事を頑張りたい女性が活躍できる環境で働きたいとずっと思っています。


そして、同期がいることも良いと感じます。同期は義肢装具士の人だけでなく、一般大学や専門学校を卒業した人、他業種から転職した人など様々ですので、お互い良い刺激を受けています。入社してしばらくは新入社員全員で同じ研修を受けますので、わからないことはお互いに教えあったり、親睦を深める機会も多いので一人で悩むことはありません。 私の同期も、皆仕事内容や年齢・趣味は異なりますが、大変仲が良く頼りになる存在です。



洛北義肢に入社して良かったと感じることは何ですか?



部署全体で最新のパーツに関する知識の共有、相談体制を整えているので、一人で悩むことなく仕事が行えます。経験することを大切にしているので、初めて行う作業に関しても説明やフォローが十分な状態で挑戦する機会に恵まれています。失敗しても必ず上司や先輩からのフィードバックがあるので、常に挑む気持ちを持ち続けることが出来ると思います。


私自身は経験を積んでいる最中ですので、同僚の義肢装具士からの質問もすぐに答えられず、上司や先輩に教えてもらったり、調べたりして勉強しています。時に思わぬ質問や難しい症例に悩むことも多いのですが、自分だけでは経験できない内容も数多く知ることができるので、より深く臨床に関われていると感じます。


最後にメッセージを



コロナ禍で思うような臨床実習や就職活動ができず、悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。我々のホームページをご覧いただいて、少しでも不安が解消され、将来をイメージしていただければうれしく思います。